20年前の渋谷の街とエルティの歩み。

年末の大掃除というほどではありませんが、整理整頓をしていたら懐かしいものが出てきました。
2005年発行の「タウンなびマガジン渋谷」！
当時は駅のラックなどで大人気だったフリーペーパーですが、
今見ると「まあ何これ！」という驚きと懐かしさでいっぱいです。

このフリーペーパーが全盛期だった頃、もちろんスマホなんて影も形もありません。
広告には「Vodafone（ボーダフォン）」の文字が（笑）。
今の若い人たちは知らないかもしれませんが、歴史を辿れば「J-PHONE → Vodafone → SoftBank」ですもんね。
（SoftBankブランドに切り替わったのは2006年からのことです）

特集は眞鍋かをりさん！まさに「ブログの女王」と呼ばれていた時代です。
今ではお昼の番組のコメンテーターとしておなじみですが、当時は時代の最先端アイコンでした。
誌面で眞鍋さんがオススメしていたお店を調べてみたところ、2軒とも現在はもう無いようです。
他のページで、紹介されている他のお店を見ても、今も頑張っている店、残念ながら消えてしまった店……
渋谷という街の移り変わりの激しさを改めて感じます。

さて、なぜこの記事を書こうと思ったのか。 実は、20年前の「エルティ」の求人広告を見つけたからなんです！

当時の大卒初任給は208,000円。 現在は232,000円ですから、20年で24,000円上がっています。
ふと写真に目を向けると、机の上に置いてあるのはガラケー（笑）。
Vodafoneかな？ドコモのiモードかな？……
時代を感じますね。

さらに感慨深いのが、このページに掲載されている4社の顔ぶれです。
左上に当社（エルティ）があり、その横にはなんと「GMOインターネット」さんのアルバイト募集が。
そして当社のすぐ下には、当時資本金791億円を誇りながら後に破産宣告をされた大手企業や、
現在は事業整理されたドンキグループの会社が並んでいました。

この20年の間にはリーマンショックなどの荒波もあり、同じページに肩を並べていた4社のうち、2社が姿を消してしまいました。

そんな激動の時代を経て、エルティはいよいよ来月、創業35周年！ 多くの荒波を乗り越え、ここまで頑張ってきました。
100周年に向かって、これからも Let’s Try！

掃除が捗らない採用担当