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社員の休日

草津温泉旅行

2023年06月21日
広報担当

こんにちは、皆さん。

本日は友人と行ってきました「草津温泉旅行」について書いていこうと思います。

東京から草津温泉に行くとなれば…「特急草津」。
特急草津とはJR東日本が運行する特急列車で上野駅から長野原草津口駅を結ぶ特急列車です。
私は一時期、群馬に滞在していたので、この列車を見かけてはいました。ですが、乗車するのは今回が初めてという事もあり少々興奮いたしました。なめらかなボディラインは非常に美しいです。

9:00に上野駅をたち、埼玉から群馬に入り、長野原草津口に向かいました。
最初はビルや家屋などがたくさん目に飛び込んできます。ですが、車内で友人としゃべっているうちに、新緑の葉を身に付けた木々や田園風景などが窓の外を走るようになってきました。

駅からバスを乗り継ぎ、草津の温泉街に入っていきます。草津温泉街に入るとすぐに鼻孔を突く「温泉」の匂いに歓迎されます。

あいにくの曇り空でしたが、温泉巡りを計画していたので、芯からポカポカとした心持で温泉街を散策することができました。温泉街で廻った場所を紹介いたします。

「三國家」

挽きたて、ゆでたての9割そばを暖かな海老天の汁そばでいただきました。こしがあり、のど越しが良いお蕎麦と、大ぶりのエビ天が非常にマッチし、おいしかったです。また写真にはありませんが、大好きな舞茸の天ぷらもいただきました。サクサクとした衣に肉厚の舞茸を塩やそば汁に浸していただきました。今度はぜひ日本酒と一緒にいただきたいところです…。

「西の河原公園」

温泉街を西に進み、さまざまな商店を抜けると西の河原公園にたどり着きます。こちらの公園では毎分1400リットルの温泉が湧き出し、お湯の川となって公園内を流れています。そのため、公園の入り口には公園を流れるお湯を使用した足湯が設置されたおり、川のせせらぎと、鳥の鳴き声、ざわざわと風に揺れる葉の音色を聞きながらリラックスした気分に浸れます。

公園内には「穴守稲荷神社」や「縁結びの地蔵尊」などさまざまな神々を祭る場所があり、温泉が湧き出る場所が歴史的にどのように人々に認識されていたのか想像されます。歩道、階段を上ると「西の河原露天風呂」に着きます。

こちらは男女合わせて約500㎡の総面積をほこる日本でも有数の広さを誇る露天風呂です。周りを森林に囲まれており、温泉藻によってグリーンの湯船に浸かって全身をリラックスさせることができます。効能にもある「美肌」のおかげか、浸かったあとはお肌がモチモチになっていました。

温泉に浸かった後は湯冷ましのために、温泉街を散策します。温泉街には「温泉饅頭」を売る和菓子店だけでなく、射的ができるお店や、夜の湯畑のカラーをイメージ美しいプリンがいただける草津温泉プリンなど様々なお店をめぐることができました。特に途中にあった温泉饅頭店では無料で温泉饅頭とお茶がいただけちゃいました。

「湯もみショー」

温泉街の中心である湯畑の近くでは「湯もみショー」が開催されています。伝統的な湯もみを演目といった形で楽しむことができます。湯もみガールたちが歌う「草津湯もみの唄」「草津節」の歌声は力強く、芯のあるもので、もとより日本の民謡が好きな自分としては、生でこれらの歌を見聞きすることができ、大変満足いたしました。

最後にざっばーんと湯を大きく波立てるのはビックリしました。

「湯畑」

最後は草津温泉街における一番の観光地ともいえる湯畑です。湯畑とは温泉の成分である湯の華を採取や湯の温度を調節するため施設です。湯畑では常に温泉が湧きあがっているため、以下の写真のように、常に白い湯が立ち会あがり、温泉特有の卵のような匂いがしていています。草津の温泉は強い酸性が故、イデユユゴケが育つためきれいなエメラルドグリーンとなっています。また6時半以降はライトアップされ、赤、青、紫など様々な色に変わる湯畑が楽しめます。

湯畑を後にして、宿で夕食をいただきました。

特に、大トロ刺身こんにゃくは溶けるようトロリとした食感が面白く、あっさりとした味でとてもおいしかったです。また、群馬は海がない県が故に、ニジマスがお刺身として現れました。私も海のない県で育ちましたが、マスのお刺身は初めてでした。

その後、宿の中にある温泉で火照らせた体をキンキンに冷やした「草津源流物語」というクラフトビールできゅっと冷やしました。通常のビールよりも濃く、しっかりとした苦味が楽しめました。

友人は日ごろの疲れがリフレッシュされすぎたのか、飲み終わるとスンと寝てしまいました。それほど身体、精神ともに安心できる旅行になっていて嬉しかったです。

2日目は雨空のため、遠くには行かずに近くのお土産センターでそれぞれお土産を買いました。温泉饅頭、そばなど、なかなか日常では買わない物を買い、購買欲求も満たされました。

帰りも「特急草津」に乗り、東京に帰りました。駅に向かうために使用したバスが停まるバスターミナルでは赤塚不二夫、ちばてつやなどが描かれたイラストが飾ってあり、嬉しさのあまりバシャバシャと写真を撮ってしまいました。

一泊二日という短い期間でしたが、美味しいものを食べ、暖かい温泉につかり、友人と腹の割った会話ができ、とても有意義な旅行でした。また友人とともに日常が忘れられるような旅行に行きたいですネ。

第1システム事業部 第2グループ H.A(2022年度入社)